第1巻43番歌はこちらにまとめました。
第1巻 43番歌
巻 | 第1巻 |
歌番号 | 43番歌 |
作者 | 當麻真人麻呂妻 |
題詞 | (幸于伊勢國時)當麻真人麻呂妻作歌 |
原文 | 吾勢枯波 何所行良武 己津物 隠乃山乎 今日香越等六 |
訓読 | 我が背子はいづく行くらむ沖つ藻の名張の山を今日か越ゆらむ |
かな | わがせこは いづくゆくらむ おきつもの なばりのやまを けふかこゆらむ |
英語(ローマ字) | WAGASEKOHA IDUKUYUKURAMU OKITSUMONO NABARINOYAMAWO KEFUKAKOYURAMU |
訳 | 私の夫はどのあたりを旅しているのだろう。今日あたり名張の山を越えているだろうか。 |
左注 | (右日本紀曰 朱鳥六年壬辰春三月丙寅朔戊辰浄<廣>肆廣瀬王等為留守官 於是中納言三輪朝臣高市麻呂脱其冠位E上於朝重諌曰 農作之前車駕未可以動 辛未天皇不従諌 遂幸伊勢 五月乙丑朔庚午御阿胡行宮) |
校異 | – |
用語 | 雑歌、作者:當麻真人麻呂妻、留京、留守、伊勢行幸、妻歌、枕詞、地名 |